【Ninja Pizza Girl(ニンジャピザガール)】プレイ感想

PS4のDL専用タイトル「Ninja Pizza Girl(ニンジャピザガール)」をプレイしたので、紹介と感想です。

この作品は主人公の少女「ジェマ」を操作して制限時間以内にピザをゴール地点まで届けるのが目的のアクションゲームとなっています。

使用するアクションはジャンプと壁蹴り、スライディングというシンプルなものなので、複雑な操作をしなくてもプレイできるようになっています。

ストーリー

ストーリーモードでは主人公であるジェマを操作して様々なキャラクターのところへ父親の焼いたピザを届けることになります。
ピザを扱う巨大企業が世界を牛耳っているという独特な世界観となっていて、ストーリーの中盤からは巨大企業の雇うニンジャの妨害に立ち向かうことになります。

キャラクター

主人公ジェマ以外にも、配達するピザを焼いてくれる父親やインカムでサポートしてくれる弟、ピザを注文したキャラクターが登場し、ステージやエピソードクリア時にイベントを見ることができます。中盤からはピザを扱う巨大企業のキャラクターも登場します。

ゲーム内容

ゲームはオーソドックスな2.5Dアクションゲームになっていて、ジャンプや壁蹴り、スライディングを駆使して制限時間以内にゴールを目指すことになります。
複数のアクションを組み合わせるなどの難しい操作は必要ないのでゲームのプレイはしやすいと思います。

変わった要素として主人公には「やる気」が設定されていて、やる気が高い状態でステージをプレイしていると「ゾーン」という状態になり走る速度が少しアップするというシステムがあります。やる気は高所からの着地をうまく決められなかったときや中盤から登場するニンジャの攻撃を受けると下がってしまいます。

下がったやる気を元に戻すためにはステージに配置されている収集物「リサイクルマーク」を消費して衣装やゲーム、お菓子を購入する必要があります。

他にも収集物には「QRコード」があり、一度クリアしたステージを有利な状態でプレイできる項目やギャラリーの開放に使用できます。
各収集物はステージ選択時やリザルト画面でステージに配置されている数と現在の獲得数が確認できるので集めやすくなっています。

オプションでは制限時間や敵ニンジャの攻撃頻度、ゲームスピードを設定できてゲーム内要素の開放には影響しないので、ゲームのシンプルさと合わせてクリアしやすい作りになっていると思います。

ストーリーは順調に行けば1時間半前後でクリアできるぐらいの長さなので、ゲームのボリュームは少なめになっています。
ステージのクリアタイムによってリザルト画面のランクが「D」から最高評価の「分類不能」まで用意されているので、ストーリークリア後もゲームを楽しむには全てのステージで収集物のコンプリート、評価「分類不能」を狙うことになると思います。

まとめ

このゲームは使用するアクションと目的がシンプルなものになっているので、プレイしやすい内容になっています。
ストーリーモードのクリアにかかる時間はかなり短いので、手軽にプレイできるアクションゲームを探していて、収集物集めや最高評価狙いを楽しめる人には向いていると思います。
公式トレーラーがあるので、独特な世界観も含めて興味がある場合はチェックしてみるのがいいと思います。