【迷い猫の旅 – Stray Cat Doors -】プレイ感想

Nintendo Switchのダウンロード専用ソフト「迷い猫の旅 – Stray Cat Doors -」をプレイしたので、紹介と感想です。

この作品はパズルなどを解いて部屋から出ることが目的となっている「脱出ゲーム」のような内容のアドベンチャーとなっています。

ゲームに必要な操作は、調べたい場所や使用したいアイテムを画面のタッチかゲーム内のカーソルで選択するのみとなっていて、ヒント機能も用意されているので各ステージのクリアがしやすいように作られています。

ゲームシステム以外では、絵本のような温かみのあるグラフィックや落ち着いた雰囲気のBGMが特徴的な内容になっています。

ゲームシステム

物を調べてアイテムを入手したり、見つけたヒントやアイテムを活用して出口を開くことが目的のオーソドックスな脱出ゲームになっています。

画面のタッチかゲーム内のカーソルで物を調べたり、アイテムの入手や使用を行うので、操作は簡単にできるようになっています。

ステージ中にはネコのピースがいくつか隠されていて、全て見つけることで扉が開いてステージクリアになります。

携帯モードでは、画面左上のアイコンをタッチかYボタンを押すことで、縦長の画面で遊ぶこともできるので、画面の見やすさや操作のやりやすさによって好きなほうを選ぶことができます。

カーソルによる操作のみとなりますが、TVモードでもJoy-Conを使用してプレイできるので、テレビ画面を何人かで見ながら一緒に遊ぶこともできます。

各ステージをクリアすると、絵本のようなタッチのイラストを見ることができるようになっています。

テキストやボイスが存在しないので、ゲームを進めていくたびに表示されるイラストからどのような世界観かを想像するという楽しみ方もできると思います。

ゲームの難易度とボリューム

ゲーム内の謎解きにはイジワルなものはないように感じたので、脱出ゲームとしての難易度は易しめだと思います。

次に何をすればいいのかわからなくなってしまった時には、画面右上の歯車のようなアイコンかXボタンで開けるメニューからヒントを見ることができるようになっています。

ヒント機能には回数制限などはなく、ヒントを使った後にはさらに解説と答えを見ることもできるので、ゲームのクリアがしやすい親切な内容になっています。

ゲームのステージ数は全部で6つとなっていて、ヒントを使わなくても順調に進めた場合は1時間前後でエンディングまで到達できるようなボリュームになっています(クリアしたステージは繰り返し遊ぶことができます)。

クリア後の要素としてエンディング後には各ステージのおまけモードをプレイすることができるようになり、本編よりも短時間で終わる内容になっていますが、全てクリアすることで、ゲーム中のイラストやエンディングをいつでも見ることができる「ギャラリー」がステージ選択画面に出現します。

長く楽しめるゲームを探しているという人には合わないかもしれませんが、安めの価格で購入できるので、手軽な脱出ゲームを遊んでみたい場合や、絵本のようなグラフィックとかわいらしいキャラクターに興味があるなら満足できるような内容だと感じました。

まとめ

簡単な操作で遊ぶことができ、ヒントや答えを見ることができる機能があるので、脱出ゲームをプレイしたことがなくてもクリアがしやすい内容になっています。

クリアまでにかかる時間は短いですが、安めの価格で購入することができるので、息抜きに脱出ゲームで遊びたい場合や、グラフィックとキャラクターに興味があれば楽しめると思います。