【大繁盛!まんぷくマルシェ】プレイ感想

Nintendo Switchのダウンロード専用ソフト「大繁盛!まんぷくマルシェ」をプレイしたので、紹介と感想です。

この作品は食材の仕入れや料理の開発・販売を行ってマルシェを経営していくシミュレーションゲームとなっていますが、ゲームの流れがかなりシンプルな上にシビアな要素もないので、複雑なことをせずにプレイすることができます。

ゲームを起動していないときも用意した料理の販売が自動で行われるようになっているので、少しの時間でも手軽に遊べる内容になっています。

ゲームの流れ

マルシェの経営は、食材の仕入れ → 料理開発 → 完成した料理を店頭で販売 を繰り返して行っていく内容になっています。

食材の仕入れでは、行く場所を選んだ後の操作が画面の指示に合わせてAボタンとLスティックを使うのみと簡単なので、食材集めに苦労するということはありません。

たまに成功すると食材が大量に入手できるミニゲームのようなものが発生しますが、操作は難しくなく、もし失敗しても通常よりは多めの食材が入手できます。

仕入れに行くときは時間回復制のスタミナを消費することになりますが、スタミナが空になる前には十分な量の食材を集めることができ、最大値の増加やアイテムによる回復も行えるので、スタミナの残量をほとんど気にすることなくプレイできると思います。

料理開発は集めてきた食材を使って行うことができ、開発時には使用する食材のヒントを見ることができるようになっています。

ヒントを見るには「CP」というものを消費する必要がありますが、ゲームを進めていると大量に余るぐらいなので特に気にせず行えるようになっています。

開発できる料理はゲーム内で「ネオ料理」と呼ばれていて、様々な食材を組み合わせたかなり奇抜なものになっているので、食材やシェフが増えるたびに新しいレシピを試してみたくなるような内容になっています。

また、料理の開発に成功したときには各シェフの独特なリアクションが見られるので、料理の名前や外見と合わせて楽しむことができると思います。

完成した料理を販売するときは、店頭に並べるだけで自動で行われるようになっています。

操作しなくても料理は売れていくので、プレイヤーはどの食材が少なくなっているかを確認して、再び仕入れを行うだけでマルシェの経営をすることができます。

ゲームを起動していないときでも料理は売れるようになっているので、ゲームを終了する前に食材をある程度ためておけば、少しの時間しか起動できないという場合でも手軽に遊ぶことができるようになっています。

並べている料理が売り切れてしまってもお金が入らなくなるだけなので、料理に必要な食材を仕入れればすぐに販売が再開できるため、シビアに管理する必要はありません。

マルシェを経営していくための手順はシンプルですが、新しい料理の開発や販売枠の拡張、稼いだお金を「魔法のバルーン」に使って訪れる客や入手できる食材を増加させることなどで収入を増やすことができるので、地道にゲームを進めて作業を効率化していくのが楽しめる人には向いているような内容だと思います。

イベントやシェフとの会話

ゲーム内には進行とともに発生するイベントや、シェフと食材の仕入れに行くことで出現する会話が多数存在します。

ゲームを進めると登場する6人のシェフはどのキャラもかなり個性的なので、キャラゲーとして楽しむこともできるような内容になっていると思います。

イベントはメニューの「状態」 → 「思い出回想」、会話はメニューの「シェフ」 → 「会話一覧」から発生したものをいつでも見ることができるようになっています。

まとめ

ジャンルはシミュレーションですが、簡単な操作でプレイすることができて複雑なシステムもないので、ゆるく遊べるゲームや少しずつ進められるゲームを遊びたい場合にはちょうどいいような内容になっていると思います。

ゲーム内には時間で回復するスタミナが存在しますが、足りなくて困ることが起きにくいようなバランスなので、あまり意識せずにプレイすることができます。

登場するキャラが全員かなり個性的で、発生するイベントや会話、開発した料理を試食したときのリアクションも独特なので、キャラゲー好きな人ならより楽しめると思います。