【Rain City】プレイ感想

Nintendo Switchのダウンロード専用ソフト「Rain City(レインシティ)」をプレイしたので、紹介と感想です。

この作品は、主人公のネコを操作してパズルや仕掛けを解きながら「レインシティ」と呼ばれる街を探索していくパズル要素のあるアドベンチャーゲームになっています。

登場するパズル要素には様々な種類があるので、場面によっては試行錯誤しながら先へ進む方法を探すことになります。

ゲーム中に行える動作はアイコンとボタンが画面に表示されるので、各場面での操作方法はゲームをプレイしながら把握できるような内容になっています。

ゲームのストーリーと世界観

主人公のネコを操作して、行方不明になった妹を探すために雨の降り続く街「レインシティ」を探索していくというストーリーになっています。

登場する住人は全員動物という世界観になっていて、グラフィックは絵本のようなもので表現されているので、ゲームをプレイしながら独特な雰囲気を楽しむことができると思います。

住人の頼みを解決することや、途中にあるパズルと仕掛けを解いていくことでゲームが進行し、ゲームをクリアすることで主人公の妹の行方や街に関することがわかるような内容になっています。

街の探索

街の探索をするときは、住人に話しかけることや物を調べるなどをしながら進めることになりますが、住人や物に近づくと行える動作と対応したボタンのアイコンが表示されるようになっているので、操作方法が把握しやすいようになっています。

ゲーム中には住人の頼みを解決する、置いてある物を調べるなどでアイテムを入手できることがあり、所持しているアイテムを決められた場所に使用すると話が進む場面も存在します。

見えているのに取れないアイテムは所持品や周りにあるものを利用して入手することがほとんどですが、中には特定のタイミングを見計らうことで入手できるものもあります。

アイテムの使用は、選択したものを使用したい場所までスティックで移動させるというわかりやすい操作で行うことができ、所持しているアイテムの説明文には使用場所のヒントが書いてあることが多いので、新しいアイテムを入手した場合は説明文を確認するようにすればゲームがプレイしやすくなると思います。

また、使用したアイテムは再び拾うことができる場合があり、一度使ったアイテムを別の場所で使用することもあるので、アイテムが足りないと感じたときは使用したものをもう一度入手できるか試すと先に進めることがあります。

その他にも複数のアイテムを重ねて使用する場合などが存在しますが、ゲーム序盤では各操作や様々なアイテムの使用方法を一通り行うことになるので、ゲームの進行方法は覚えやすい内容に感じました。

場面によってはアイテムの使用場所がわかりづらく感じることがあるかもしれませんが、ゲーム中の各場面では移動できる範囲が限られているので、辺りを調べることや持っているアイテムを画面内で使用できるかを試してみることで、先へ進むための方法が探しやすくなると思います。

ゲーム内のパズル要素や仕掛けなど

ゲームの途中には様々な種類のパズルや仕掛けが登場します。

進行に必要なアイテム入手やイベントに関係しているので、各パズルや仕掛けを解くことはクリアに必須となっています。

登場するパズルには、ピクロスのようなものや、水がうまく通るように配水管をつなぐものなど、いくつものバリエーションが存在します。

その他に、ゲーム中には入手できるアイテムやスイッチなどを利用するような仕掛けもあり、ヒント機能のようなものは存在しないので、解くまでにある程度の試行錯誤が必要になる場合があるかもしれません。

また、ゲーム後半になると部屋にある物とアイテムに書かれている数字を元に正解を探すような仕掛けも登場するので、一部のものは難しく感じる可能性がありますが、その分解けたときの達成感があると思います。

パズルや仕掛け以外にも、ゲームの序盤と終盤にはシューティングやリズムゲームなどの異なるジャンルのミニゲームをプレイすることになりますが、あまりシビアな内容ではないので、苦手なものがある場合でも何度かプレイすればクリアできるようになっていると思います。

まとめ

ゲームのプレイに複雑な操作は必要なく、各動作を行うためのボタンはゲーム画面に表示されるようになっているので、ストーリーやパズル要素を楽しみやすいようになっていると思います。

ゲーム中にはアイテムを使用する場所がわかりづらく感じる部分があるかもしれませんが、辺りを調べることやアイテムの説明文を読むことで使い道が推測できる場合が多いようになっています。

ストーリーのボリューム自体はそこまで多くはありませんが、一部のパズルや仕掛けはスムーズに解くのが難しく感じる可能性があるので、試行錯誤を楽しむことや解けたときの達成感を味わうことができるような内容に感じました。