【エニグマティス2:レイブンウッドの霧】プレイ感想

Nintendo Switchのダウンロード専用ソフト「エニグマティス2:レイブンウッドの霧」をプレイしたので、紹介と感想です。

この作品は、アイテムの入手や謎解き、パズル要素のプレイなどを行いながら超常的な事件を捜査していくのが目的のアドベンチャーゲームになっています。

難しい操作をせずに遊ぶことができ、ゲーム中には回数制限なしのヒント機能やスキップ機能を利用することができるので、進み方やパズルの解き方がわからない場面があってもゲームをクリアすることができるような内容になっています。

ゲームシステム

アイテムの入手や使用、マップ移動などの操作はカーソルを合わせた場所を調べることや項目の選択、ボタン長押しなどの簡単なもので行うことができるシンプルなポイント&クリックアドベンチャーゲームになっています。

ストーリーは主人公の捜査官が遭遇した超常的な事件を捜査していくというものになっていて、ゲーム内には入手したアイテムの使用や画面内にあるものを利用して先へ進むための道を作るような謎解き要素があります。

使用するアイテムを間違えてしまっても、選択したアイテムが違うというメッセージが表示されるだけでペナルティはないので、ストーリーを楽しみやすいような内容だと思います。

ストーリーを進めるためには色々な場所を調べてアイテムの入手や使用などをすることになりますが、ゲームにはヒント機能が用意されていて、使用すると画面内の調べる必要がある場所やアイテムの位置が光で囲まれて示されるようになっています。

再使用までには一定時間の経過が必要ですが、使用するべきアイテムや場所の移動も示されるようになっているうえにヒントには回数制限がないので、詰まったと感じるたびに利用できるかなり便利なシステムになっています。

ヒント機能をひたすら使うだけでもゲームのクリアができるようになっているので、アイテムを使った謎解きや事件の捜査を楽しみながらプレイしたい場合は、次にすることがわかりづらく感じる場面や見つけられないアイテムがあるときにだけ使用するのがいいかもしれません。

ゲーム中に開けるマップ画面では、一度訪れたことのあるエリアなら離れていてもファストトラベルで直接移動することもできるので、ヒント機能と合わせて使うと快適にプレイできると思います。

ゲームを進めていくと登場人物や事件の手がかりが増えていきますが、途中では「証拠ボード」でこれまでに見つけた証拠を使って事件を整理することになるので、アイテム探しや謎解きを行いながらでもストーリーを追いやすいようになっています。

登場人物との会話やイベントではSwitchで配信されていない前作のエピソードが語られることがありますが、そこまで複雑なストーリーではないので今作のみのプレイでも内容が把握しやすいように感じました。

ゲーム内のパズル要素

ゲームをプレイしていると、進行に必要なアイテムを入手するためにパズルを解く場面が登場することがあります。

登場するパズルの種類は様々ですが、画面にはルールが表示されるようになっていて、どれも解くことができる状態になっていれば画面を行ったり来たりせずに画面内の情報だけで解けるような内容になっています。

また、パズルを開始してしばらくするとパズルのスキップ機能が使えるようになり、使用するとパズルをクリアした状態にできます。

ヒント機能と同様パズルのスキップ機能にも回数制限はなく、どうしても解き方がわからないものがあってもスキップすればゲームを進めることができるので、ストーリー重視でプレイするという楽しみ方がしやすいと思います。

難易度ごとの違い

ゲーム開始時には難易度を「カジュアル」と「エキスパート」のどちらかから選択することになります。

2つの難易度ではヒント機能を再使用できるまでにかかる時間が異なり、カジュアルでは15秒近く、エキスパートでは30秒近くとなっています。

また、カジュアルではヒント機能を使わなくても、画面内に調べる必要のあるものが存在すると一定間隔でキラキラ光るようになっていて、ゲーム序盤には操作に関するチュートリアルを見ることもできるようになっています。

難易度はゲームの途中で変更することができないので、初回プレイはゲームをスムーズに進めやすいカジュアルを選択するのが無難だと思います。

まとめ

ゲームのプレイは画面内を調べることや使用するアイテムの選択などの簡単な操作で行うことができ、証拠ボードで事件の整理をしながらゲームを進めるようになっているので、謎解きとストーリーの両方を楽しみやすいような内容に感じました。

ヒント機能とパズルのスキップ機能は、利用すれば詰まることなくゲームをクリアできるようになっているので、ストーリーを重視して遊びたい場合でもスムーズにプレイすることができます。

2つの難易度ではどちらもヒント機能を使うことができますが、カジュアルではヒントの再使用までにかかる時間が短く、序盤のチュートリアルでゲームの流れを覚えることができるので、初回はカジュアルを選択したほうがプレイしやすいと思います。