【とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)】プレイ感想

PS4ソフト「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」をプレイしたので、紹介と感想です。

この作品はライトノベル「とある魔術の禁書目録(インデックス)」とセガから発売されている対戦型TPSアクションゲーム「バーチャロン」シリーズのコラボレーション作品となっています。

ストーリーは「とある魔術の禁書目録」のキャラクターによって展開されますが、ゲーム内容はこれまでのバーチャロンに新ルールとシステムを加えたものになっているので、「電脳戦機バーチャロン マーズ」から十数年ぶりのシリーズ最新作としてプレイすることができます。

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ストーリー

ストーリーはコラボ作品として発売しているライトノベル「とある魔術の電脳戦機」の続編となっています。
読んでいればより楽しめますが、ストーリーはこの作品だけで完結しているので「とある」シリーズはアニメだけ知っているという人や、バーチャロンシリーズのファンで「とある」シリーズを知らないという人でも大丈夫だと思います。
ただ、ゲーム内にはそれぞれの作品の用語集のようなものが存在しないので、まったく作品を知らないという場合は一部の設定やキーワードがわかりづらいかもしれません。

キャラクター

プレイヤーキャラクターとして「とある」シリーズから12人のキャラクターが登場し、操縦するバーチャロイドはキャラクターごとに固定となっています。
個性的なキャラクターばかりなのでシリーズを知らなくてもストーリーモードをプレイすればどのようなキャラクターなのかが大体わかるようになっていると思います。

また、現時点でアニメ化されるか不明な「新約 とある魔術の禁書目録」から「レイヴィニア=バードウェイ」と「オティヌス」がイベント専用キャラクターとして登場します。プレイヤーが操作することはできませんが、ボイスもついているので原作ファンにはうれしい要素だと思います。

新ルール、システムについて

この作品では従来のバーチャロンシリーズに新ルール、システムが追加されています。

新ルールには「ポイント制」というものが導入されています。
これまでのバーチャロンシリーズでは制限時間内に勝負がつかなかった場合は残り体力の多いほうが勝利となっていましたが、今作では時間切れとなった場合は残り体力に関係なくポイントの多いほうの勝利となります。

ポイントはHPとは別に用意されている「ST」というゲージをゼロにして相手を「ダウン」させることで獲得できます。
また、今作には「ヒットクロックバイオレーション」というものがあり、ダウンを奪ってポイントが相手を上回っていても、相手に攻撃を当てない消極的な行動をしているとペナルティが発生してポイントが減少してしまいます。
これまでのシリーズでは体力がリードしていれば逃げ回る戦法も有効だったのですが、今作では積極的に攻め続ける必要があるのでこれまでとは違ったバトルが楽しめると思います。

時間内に相手のHPをゼロにした場合はこれまでのシリーズ同様、その時点で勝利となります。

相手をダウンさせると獲得ポイントが表示され、お互いの持っているポイントは画面上部中央で確認することができます。

新システムには「ブーストウェポン」というものが追加されています。
バーチャロンシリーズでは「ライトウェポン」、「レフトウェポン」、「センターウェポン」の3種類の武器を使い分けて戦いますが、専用ゲージを消費することで4種類目の攻撃「ブーストウェポン」を発動させることができます。
「ブーストウェポン」の内容はキャラクターによってさまざまですが、原作でそのキャラクターが使用する武器や能力を再現したようなものになっていて強力な効果が発揮され、発動後一定時間は機体の性能がアップします。

格闘ゲームでいう「超必殺技」のような感覚で使えると思うので、初めてバーチャロンシリーズをプレイする人にもわかりやすいシステムだと思います。

「幻想殺し(イマジンブレイカー)」でおなじみの主人公・上条当麻が操縦するテムジンのブーストウェポンは右の拳で相手に突っ込むものになっています。

機体操作の変更点について

この作品には初めてバーチャロンをプレイする人のための操作スタイルの追加や、これまでのバーチャロンシリーズにあった操作の一部変更、アクションの追加があります。

まず操作スタイルなのですが、今作では「スマート」と「ベテラン」の2種類から選んでプレイできるようになっています。

これまでのシリーズでは相手のロックはプレイヤーが任意で行う必要がありましたが、「スマート」を選択すると常に相手をロックして画面にとらえてくれるようになります。相手がどこにいるのかわからなくなってしまったり、攻撃が相手のいない方向に飛んでいってしまうということが起きないので、バーチャロンを初めてプレイする場合でも操作がしやすいです。バーチャロンをプレイしたことがない場合はまず「スマート」でプレイするのがいいと思います。

「ベテラン」は従来のシリーズと同じく任意で相手をロックするスタイルです。「スマート」は相手を常にロックし続けるためプレイはしやすいですが、ロックは強制のため、狙いをずらした位置を射撃するなどの行動は「ベテラン」でしか行えないようになっています。

両方のスタイルを選んでみて遊びやすい、使っている機体にあっていると感じたほうでプレイするのがいいと思います。

機体操作は一部アクションのボタン割り当てが変更になっています。

これまでのシリーズ作品と違い、機体のアクションはターボ攻撃、近接攻撃、ロックが一つのボタンで行えるように変更されています。
ガードは「後ろ方向 + 近接攻撃ボタン」で行えるようになっています。

また、過去の作品にあった2段ジャンプやしゃがみは今作にはありません。

他の3Dアクションゲームなどに近い操作になっているので、初めてバーチャロンをプレイする人は操作がしやすいと思います。
これまでの作品に慣れているプレイヤーの場合、初めは操作の違いに戸惑うかもしれません。各アクションに一つずつボタンが割り当てられているのでボタン配置を覚えればこれまでのようなプレイができると思います。

追加アクションには「トランジション」というものがあります。
トランジションはダッシュ中に○ボタンを押すと発動し、機体が滑るように走行するアクションです。このトランジションからさらにジャンプやダッシュ、攻撃を行うことができるので、展開の早いバトルが行えるようになっています。
トランジションに関する操作はチュートリアルで確認することができるようになっています。

ゲームモード

今作はストーリーモードの他にチュートリアル、ミッション、トレーニング、オンラインモードが収録されています。

チュートリアルではキャラクター同士の会話を楽しみながら移動やジャンプ、ダッシュといった基本的な操作から学べる作りになっているので初めてプレイする場合、操作を忘れてしまった場合に役立つと思います。

チュートリアルで見ることのできる会話や確認できる項目は体験版よりも多くなっています。

ミッションモードには一人用のものとオンライン協力ミッションがあり、アーケードバトルやサバイバルなどの様々なルールで遊ぶことができるので、ストーリーモードをクリアした後でも楽しめるようになっていると思います。

オンラインモードにはランクマッチとプレイヤールームで行えるものがあります。
操作が独特なゲームなので、初めてプレイする場合はランクマッチにいく前にストーリーモードやトレーニングで練習してから遊ぶほうがいいかもしれません。

オンラインプレイはPS4とVitaのクロスマッチングに対応していないので、フレンドと遊ぶ場合などは注意してください。

まとめ

操作スタイルに「スマート」が追加され、各アクションに一つずつボタンが割り当てられているので初めてバーチャロンをプレイする人でも操作がしやすいようになっています。操作を忘れてしまってもチュートリアルで確認ができます。

これまでの作品を長時間プレイした人は操作の変更に戸惑うかもしれませんが、ゲーム内容はバーチャロンシリーズの最新作としてプレイできるので、ボタン配置に慣れればこれまでの作品のように楽しめるようになっていると思います。

十数年ぶりのバーチャロンシリーズ最新作となっていて、「とある」シリーズとしても久しぶりのゲーム化でストーリーも完全新作なので、バーチャロンシリーズや「とある」シリーズのファン、または興味がある人にはおすすめだと思います。

製品版と異なる部分はありますが、全キャラクターでプレイできる体験版も配信されているので、どのようなゲームか気になる場合はプレイしてみるのがいいと思います。

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