【ぎゃるガンヴォルト バースト】プレイ感想

PS4ソフト「ぎゃるガンヴォルト バースト」をプレイしたので、紹介と感想です。

この作品は「ロックマン」シリーズのようなオーソドックスな2Dアクションゲームにキャラクターのカスタマイズ要素を加えたような内容になっていて、レトロゲーム風のグラフィックが特徴になっています。

タイトル名が少し違いますが、3DSとスイッチで発売されている「マイティガンヴォルト バースト」とゲーム内容はほぼ同じです。

ストーリー

選択できる3人のプレイヤーキャラクターには原作となる作品がそれぞれ存在しますが、ゲームを進めるたびに少しイベントが入る程度で内容も難しくないので、原作を知らなくてもゲームのプレイは楽しめると思います。

キャラクター

インティ・クリエイツが開発したゲームのキャラクターが参戦していて「Mighty No. 9」の”ベック”、「蒼き雷霆 ガンヴォルト」の”ガンヴォルト”、「ぎゃるがん」の”えころ”がプレイヤーキャラクターとして登場し、それぞれアクションやカスタマイズ内容の一部が異なります。DLCでさらに6人のキャラクターを追加することもできます。

ゲームシステム

ジャンルはジャンプとショットを駆使して進むオーソドックスな2Dアクションですが、この作品では手に入れたモジュールアイテムを使ったカスタマイズシステムを楽しむことができます。

モジュールはステージに隠されているものを拾うかステージクリア時のリワードとして手に入れることができ、ショットの地形貫通や範囲拡大などの攻撃的なもの以外にも防御力のアップや多段ジャンプなどが用意されているので集めればゲームを進めやすくなります。

カスタマイズはモジュールアイテムの効果ごとに「CP」という数値があり、合計値がプレイヤーキャラクターのCPの上限を超えないようにカスタマイズする必要があります。
CPの上限はステージに隠されているものを拾うかステージクリア報酬やリワードで増やすことができます。入手量はわずかですが敵が落とすこともあります。

カスタマイズはステージセレクト画面だけではなくステージ中にも行えるようになっていて、カスタマイズしたものをいくつも登録しておけるので、普段セットするものと移動に長けているセットを作成しておいて使い分けることなどもできるようになっています。

ショットの軌道や速度などの項目も細かく設定できます

他にも独自のシステムとして、敵を至近距離で倒すことでバースト撃破となり、続けてバースト撃破をしていくとバーストコンボがつながるというシステムがあります。
バーストコンボを多くつなぐとリザルト評価での加点が多くなるので高評価をとりやすくなりますが、ゲームのクリアには影響はないので無理をして狙う必要がないようになっています。

難易度について

レトロゲームを意識しているためかゲームの難易度は標準のノーマルでも難しめになっていると感じましたが、カスタマイズできるものには防御力アップなどのやられにくくなる効果もあるので、カスタマイズの仕方によっては難易度を下げることができます。

一度クリアしたステージは何度でもプレイできるので、モジュールアイテムやCP上限アップを探すことでキャラクターを強化することができるようになっています。

また、このゲームには残機の概念がないので、体力がなくなったり落とし穴に落ちてしまってもリスタートポイントから何度でもやり直せます。
ステージにはストック製の回復アイテムも落ちているので、キャラクターのカスタマイズをしながら練習すればゲームのクリアを目指しやすいと思います。

ステージボスも強敵ですが、弱点となるエレメントや防御力アップなどをカスタマイズでセットしておけばある程度ゴリ押しがきく内容になっています。

ボスは個性的で様々な攻撃を仕掛けてきます。

まとめ

この作品は「ロックマン」シリーズのようなレトロ風の2Dアクションゲームになっているので、2Dアクションゲームが好きな人にはおすすめだと思います。
難易度は難しめだと思いますが、キャラクターのカスタマイズができてゲームオーバーもないので、クリアを目指せるような作りになっていると思います。

ステージの一部には敵の攻撃を受けて落下してしまいやすい場所や、触れたら即死のトゲをよけづらい場所があるので、普段アクションゲームをあまりプレイしない人は突破できるまでリスタートポイントから繰り返しプレイすることになる可能性があるかもしれません。