PS4ソフト「アイドルマスター ステラステージ」をプレイしたので、紹介と感想です。
この作品はアーケード版から数えると12年以上続いているアイドル育成ゲームの家庭用最新作となります。
ゲーム内には時限要素がないので、プレイヤーのペースでアイドルの育成やライブなどを行うことができるような内容となっています。
ストーリー
プレイヤーは765プロに所属するプロデューサーとなり、13人のアイドルと共に伝説のライブ「ステラステージ」の開催と、ステラステージを大成功させた先に待つ「レジェンドアイドル」を目指すことになります。
今回がシリーズ初プレイだったのですが、アイドルのプロデュースを開始するところからストーリーが始まるので、これまでの作品を知らなくても楽しむことができました。
キャラクター
765プロに所属するキャラクターに加えて、今作からの新キャラクターとして961プロのアイドル「詩花」がライバル・友人というポジションで登場します。
ゲームの流れ
ライブをしてアイドルランクを上げていくのがゲームの目的なので、
事務所画面から参加したいライブを選んでプレイ → ファンやマニー(ゲーム内通貨)、経験値を獲得する
を繰り返すことがメインの内容になります。
事務所画面ではライブの他にも「営業」や「レッスン」を行うことで翌週からのライブで獲得できるファンやマニーのブースト、一時的なスコアアップをしたり、ショップでのアイテム購入、フォーメーションの設定をすることができます。
アイドルのファンが一定数に達するとランクアップライブに挑戦することができ、目標スコアをクリアするとアイドルランクがアップしてストーリーが進行していきます。
アイドルランクを上げるとイベントを楽しむことができます。
プロデュース期間は無制限で取り逃し要素はないので、シビアにスケジュール管理をするといった必要がないためプレイしやすいと思います。
ゲームとしてはライブを繰り返しプレイすることになるので、やり応えのあるゲームを探している人よりもキャラクターや楽曲に興味のある人に向いていると思います。
ライブについて
ライブパートはリズムゲームになっています。画面下部の中央にあるターゲットに向かってアピールアイコンが飛んでくるので、タイミングを合わせてボタンを押すことでスコアが加算されていきます。
通常のアイコンのほかにも「思い出アピール」アイコンや「バースト」アイコンがあり、うまく押せれば大量のスコアが獲得できるようになっています。
難易度は「DEBUT」、「REGULAR」、「PRO」の3種類が用意されていて、PROをクリアーすると「MASTER」が選択できるようになります。
ほぼ同じ条件でDEBUT、REGULAR、PROをフルコンボしてみたところスコアは大幅には変わらなかったので、プレイしやすい難易度を選択するのがよさそうです。慣れてきたら上の難易度に挑戦していくとゲームを楽しめると思います。
後述する新システム「コーチング」によって大幅にスコアを増やすこともできるので、ゲームのクリアはしやすいと思います。
ライブ画面。プレイしやすい難易度を選択しましょう。
新システムについて
今作からの新システムとして「コーチング」と「オフ」があります。
コーチングはライブをクリアすることで手に入る「CP」を消費して新たなスキルを獲得してライブを有利に進めることができるシステムです。コーチング画面はボ-ドゲーム盤のようになっていて習得済みのパネルと隣接したパネルのみ習得できるので、いきなり強力なスキルを獲得することはできません。
コーチングのマスはソロ、デュオ、トリオなど参加するライブの人数でエリアがわかれているので、方向性を決めてマスを進めていったほうがライブをクリアしやすくなります。
特にバーストや思い出アピールは強化すればライブのスコアが大幅にアップします。目標に達しなかったライブがあってもコーチングによって突破できる場合もあると思うので、重要なシステムです。
コーチング画面。方向性を決めてスキルを獲得しましょう。
オフは1週間の休みを取ってアイドルの疲れを回復するシステムです。
アイドルには体調アイコンが存在し、疲労度がたまってくるとライブのスコアがあがりにくくなったり、場合によっては強制オフになってしまうとのことなので、アイコンをチェックしてまめにオフをとることになります。
1年目は疲労がたまったらオフをとるようにすれば問題なくゲームを進められますが、2年目からは期間限定のライブや特訓が選べるようになるので参加したいライブがある場合はあらかじめオフをとっておくということが必要になってきます。育成型のゲームが好きな人はスケジュールを考えるのが楽しくなってくるかもしれません。
まとめ
シリーズ初プレイでしたが、新たな項目が出現・選択するたびにアドバイスしてくれるキャラクターがいて、内容をいつでも見返すことができるので詰まることなくプレイできました。
プロデュース期間が無制限、リズムゲームのスコアが難易度にあまり影響されない、コーチングによってスコアが大幅に増やせるという部分のおかげでゲームのクリアもしやすいです。
シリーズのキャラクターや楽曲に興味がある人、育成型のゲームが好きな人なら楽しめるような内容だと思います。