Nintendo SwitchのDL専用タイトル「マドリカ不動産」をプレイしたので、紹介と感想です。
この作品は不動産会社の社員である主人公を操作して、謎を解きながら物件の中を進んでいき、住み着いているオバケを倒すことが目的の謎解きゲームになっています。
操作は視点移動とズーム機能、ヒントをもとに謎を解くと明らかになるコマンドを十字キーとボタンで入力するというものだけなので、複雑な操作は必要なく、ゲーム内にはチュートリアルのようなステージも用意されています。
各ステージでは物件の間取り図が謎を解くためのヒントになっているという特徴があり、物件の間取り図はゲーム内でも見ることができますが、公式サイトに用意されているデータをダウンロードしたものを紙に印刷して手元に置いたり、専用のアプリでメモを取りながら進めるという楽しみ方もできるようになっています。
ゲーム内容
目的は物件に住み着いているオバケを倒すこととなっていますが、このゲームではプレイヤーを自由に移動させることができないようになっています。
その代わりに、物件の中では部屋の移動や物の透視、オバケを倒すなどの効果を持つ魔法を使用することができるので、部屋の中に散りばめられた数字や記号などを視点移動やズーム機能を使って探し、それらをヒントにして魔法を使用するためのコマンドを考えることになります。
魔法を使用するコマンドのヒントは物件の間取り図にも隠されていて、間取り図は-ボタンを押すことでゲーム中いつでも表示できるようになっています。
魔法のコマンドは、LまたはRボタンを押して目をつぶっている(画面が真っ暗になっている)ときだけ入力できるようになっているので、ゲーム画面でヒントを確認しながら入力することができないため、ヒントを見つけた場合はメモを取ることが重要な内容になっています。
ゲーム開始後にプレイするいくつかのステージはチュートリアル的な内容になっているので、各操作を実際に行いながら覚えることができるようになっています。
ステージプレイ中には制限時間が表示されていますが、目標タイムのようになっているためか、制限時間が過ぎてもゲームオーバーにならずにゲームを続けることができるので、時間を気にせずにじっくりと謎解きをしたいという人でも遊びやすいと思います。
また、どうしても部屋の謎が解けないという時のために、ポーズ画面のQRコードをスマホかタブレットで読み取ることで、ヒントと解答が書いてあるページが見られるという親切な作りなので、気軽にゲームを楽しむことができると思います。
間取り図の印刷と専用アプリについて
ゲーム中に間取り図を見る場合は、そのたびに間取り図の画面を開く必要がありますが、公式サイトや専用アプリを利用すればいつでも紙やスマホ・タブレットを使って手元で間取り図を確認することができます。
紙に印刷する場合
マドリカ不動産の公式サイトでは、ゲーム中に表示できる間取り図と全く同じものが用意されているので、プリンタを持っていれば、紙に印刷することで手元で間取り図の確認やメモができます。
ゲーム画面と見比べたり、メモを取ることで謎解きがしやすくなるので、プリンタを持っている場合はゲームをプレイする前にあらかじめ印刷しておくことで、より楽しむことができると思います。
専用アプリを使う場合
専用アプリ「MadoricaPaper」をスマホかタブレットにインストールして起動すると、アプリ上でゲーム中の間取りと同じものを見ることができます。
アプリはゲーム開始時に毎回表示されるQRコードを読み取った画面のリンクからストアに行くことで、無料ダウンロードすることができます。
赤ペンでのメモと消しゴムの機能のみというシンプルなものですが、謎解きをするときはメモを取る機会が多いので、インストールしておけばゲームのプレイがかなりしやすくなると思います(スマホ・タブレット用のタッチペンがあると便利です)。
プリンタがなく、間取り図を紙に印刷できないという場合は特に役立つと思います。
まとめ
このゲームでは、物件の間取り図も使って各ステージの謎解きをするという内容になっているので、紙へ印刷した間取り図やアプリを利用した独特な楽しみ方をすることができるようになっています。
操作も複雑ではないので、序盤のチュートリアルをプレイすれば覚えることができると思います。
ゲーム自体は一人用モードのみですが、紙へ印刷した間取り図やアプリを用意することで、ゲームを操作する人とメモを取る人などに分かれて複数人で楽しむという遊び方もしやすい内容になっていると思います。