【アベンジャーバード】プレイ感想

Nintendo Switchのダウンロード専用ソフト「アベンジャーバード」をプレイしたので、紹介と感想です。

この作品は「飛行」と「グライド」という2種類のアクションを使って、操作キャラの鳥を各ステージのゴールにたどり着かせることが目的の2Dアクションです。

飛行とグライドは長時間連続して使用することができないようなシステムになっているので、一部の場面ではややシビアな操作が求められるような内容になっています。

また、ステージごとの残機が決まっていて、操作キャラは攻撃を一発でも受けるとミスになるので、ステージによっては各アクションを慎重に行う必要があります。

ゲームシステム

ジャンプや羽ばたきを行う「飛行」と、空中を滑空する「グライド」のアクションを使いわけて、各ステージのクリアを目指す2Dアクションゲームになっています。

各ステージには画面上部に表示されている数だけリングが散らばっていて、全て集めることでゴールの扉が開くようになっています。

飛行とグライドにはそれぞれゲージがあり、各アクションを行うと減少するようになっていて、ゲージがなくなると回復するまではそのアクションが使用できなくなります。

ゲージがあれば各アクションは何度かに分けて使用することができ、ゲージは地面に着地することですぐに全回復するようになっています。

飛行はAボタンで行えますが、短く押した場合はジャンプ、ゲージが満タンのときにボタンを連打するとジャンプよりも高く羽ばたくという2種類があり、わからないと先に進めない場面がゲーム中にはあります。

また、飛行のゲージが満タンでも、グライドのゲージがない状態だとボタンを連打しても高く羽ばたけないようになっていて、そのような説明はゲーム内で確認できないので、操作方法を把握するまではプレイしづらく感じる内容かもしれません。

操作キャラにはライフが存在しないので、各ステージでは動物などの敵キャラやトゲ、壁から発射される矢のトラップなどに触れるとミスになります。

ステージによっては、トゲや仕掛けられているトラップが背景と区別しづらいことがあるので、そのような場所でミスしたときには理不尽に感じてしまうことがあると思います。

Rスティックを動かすと現在位置の少し先を見ることができるので、こまめに行えば多少はミスを減らすことができます。

ステージプレイ中の画面には表示されていませんが、ステージごとの残機は4機となっていて、全てなくなった場合はゲームオーバーになります。

ステージ中にある鳥の巣箱のようなものがチェックポイントになっていて、ミスした場合は最後に通過した赤い旗が出ているチェックポイントから再開するようになっています。

ゲーム中には敵やトラップを避けるときの飛行やグライドの操作がややシビアな場面があり、各ステージでミスしていいのは3回までなので、一部の難しいステージをクリアするには何度もやり直しをしなければいけない可能性があります。

マップ画面と各ステージの宝箱

マップ画面ではキャラを移動させて好きなステージを選択することができ、ステージに入る前に入手できるリングの数とおおまかな難易度が確認できます。

道を塞ぐようにステージがある場合でも無視して進むこともできますが、マップにはリングを一定数集めないと通ることができないゲートのようなものがあります。

プレイするステージや順番を選ぶことができ、途中まではゲートを通るためのリングの枚数もあまり多くないので苦手なステージはスルーしていいようにも見えますが、最後のステージへ行くためにはその他のステージを全てクリアしてリングを2000枚集める必要があります。

各ステージにはリング以外にも宝箱が必ず1つあり、見つけると宝石のようなアイテムを入手することができます。

宝箱の中には飛行やグライドをうまく使いこなさないとたどり着けないものがあり、一部のものはアクションを行うタイミングがかなりシビアに設定されています。

各ステージではリングを集めれば宝箱を入手しなくてもクリアすることができますが、宝箱を全て集めなければ最後のステージのボスを倒せないようになっているので、完全クリアの難易度は高めだと思います。

ボスステージの注意点

リングを2000枚集めるといけるようになる最後のステージを進むと、ゲームのボスと対決することができます。

ボス戦で負けると直前のチェックポイントからやり直しになりますが、ボス戦中という扱いになってしまっているためかボスのいる場所への道が塞がってしまうという現象が発生してしまいます。

+ボタン → 地図に戻る、で一度マップ画面に戻れば再挑戦できますが、その度にボスのステージをやり直さなければいけないので、面倒な内容になってしまっています。

また、宝箱のアイテムを全て集めてボス前の仕掛けを操作しておかないと、ボスを倒す手順を踏んでも専用の演出と共に必ずミスになってしまうという仕様になっているので、ゲームをクリアしたい場合は全ステージの宝箱をコンプリートする必要があります。

まとめ

使用するアクションは飛行とグライドの2種類だけですが、ゲーム内では各アクションの使い方とゲージに関する説明がほとんどないので、操作に慣れるまではプレイしづらく感じるかもしれません。

マップで確認できる難易度が高く設定されているステージでは、飛行やグライドを使用するタイミングがややシビアな場所や、背景にまぎれていて初見では避けるのが難しいトラップがあり、ミスしてもいい回数は3回までなので、苦手な場面があるステージはクリアできるまで何度もやり直すことになる可能性があると思います。

最後のステージへ行くにはその他の全てのステージをクリアする必要があり、ボスを倒すには宝箱も全て集めなければいけないので、達成率100%でクリアするための難易度は高めに感じました。